要約(まずここだけ)
ウェビナーは「台本 × 進行表 × 役割分担」の三点セットで事故が減ります。本記事はそのまま使える台本テンプレと時間割つき進行表、トラブル即応セリフまでを網羅。キーワードは「ウェビナー 台本」「ウェビナー 進行」を自然に含め、WordPressへコピペで使えます。
ウェビナー台本の基本構造(共通フレーム)
- 開会アナウンス(録画・チャット・QAのルール)
- 文脈提示(なぜ今このテーマか)
- アジェンダとゴール提示(参加者の学びを明確化)
- 本編(三部構成:課題→解決→事例)
- 途中インタラクション(投票・チャット促し)
- まとめと次アクション(CTA)
- QA(司会が交通整理)
- クロージング(アンケート・アーカイブ案内・次回予告)
司会(MC)台本テンプレ(コピペ用)
オープニング(約60秒)
本日は「◯◯」にご参加ありがとうございます。司会の◯◯です。開始にあたりご案内です。
録画は後日共有します。チャットは全員宛で開放、匿名質問はQA欄から受け付けます。
本日のゴールは「□□を理解し、明日から実践できる状態」になること。では登壇者の◯◯さん、よろしくお願いします。
登壇者紹介(約30秒)
登壇の◯◯さんは、△△領域の実務経験をお持ちで、直近では××のプロジェクトを牽引されています。
インタラクション導入(投票の口火)
ここで簡単な投票です。皆さまの現在地を把握して、後半の解像度を合わせます。画面中央の選択肢からお答えください。
まとめ〜CTAの橋渡し
要点は三つでした。
一つ目、◯◯。二つ目、△△。三つ目、××。
より深く知りたい方は、終了後のデモ申込・資料請求をご活用ください。リンクはチャットでお送りします。
QA運営(冒頭アナウンス用)
ここから質疑に入ります。質問は匿名可です。類似質問はまとめて取り上げます。お名前は読み上げませんのでご安心ください。
クロージング(約60秒)
本日の資料と録画は後日メールで共有します。アンケートにご回答いただくと、ハイライト要約もお届けします。次回は◯月◯日、テーマは「□□」。本日はご参加ありがとうございました。
登壇者(スピーカー)台本テンプレ(コピペ用)
導入(約3分)
本日のテーマは「◯◯の実践」。背景にある課題を三点に絞ります。
1つ目、現場でよく詰まるポイント。2つ目、既存手法の限界。3つ目、効果検証の難しさ。
本日は手順と再現ポイントに焦点を当てます。持ち帰り価値はチェックリストと事例の比較表です。
本編(約20分:3ステップ)
ステップ1 現状把握:指標、データの取り方、よくある勘違い
ステップ2 設計:役割分担、ツール、合意形成のコツ
ステップ3 運用:失敗例→対策→チェック項目(各ステップで提示)
事例提示(約8分)
A社:前→後の変化、施策の肝、再現の要点
B社:別アプローチの比較、向き不向きの線引き
まとめ+次アクション(約2分)
明日からやることは三つ。
1)◯◯を計測に入れる、2)△△の役割定義、3)××の初回テスト。
個別相談やデモはアンケート最後の選択肢からお知らせください。
難問に対する切り返し例
根拠データの出典が必要な場合は、後日文書で回答します。今日の場では前提条件をそろえた上で、方向性をお伝えします。
進行表サンプル(時間割・ウェビナー進行)
45分版(初回開催向け)
- 00:00–00:01 開会アナウンス(MC)
- 00:01–00:04 導入(登壇)
- 00:04–00:20 本編(投票1回、チャット促し)
- 00:20–00:28 事例解説
- 00:28–00:30 まとめ・CTA(登壇)
- 00:30–00:43 QA(MCが交通整理)
- 00:43–00:45 クロージング(MC)
60分版(標準)
- 00:00–00:02 開会・ルール案内(MC)
- 00:02–00:06 導入(登壇)
- 00:06–00:28 本編(投票1回・デモ可)
- 00:28–00:36 事例(2例)
- 00:36–00:38 まとめ・CTA(登壇)
- 00:38–00:58 QA(事前・ライブ混在)
- 00:58–01:00 クロージング(MC)
90分版(深掘り・ハイブリッド想定)
- 00:00–00:03 開会・会場アナウンス(MC)
- 00:03–00:10 導入(登壇)+投票
- 00:10–00:40 本編(章立て3本)
- 00:40–00:55 事例×デモ(質疑インライン)
- 00:55–01:05 まとめ・CTA(登壇)
- 01:05–01:25 QA(会場マイク+オンラインQAの統合)
- 01:25–01:30 クロージング(MC)
役割分担(最小3名、理想4〜5名)
- 司会(MC):時間管理、ルール案内、投票・QAの進行、CTAの言い回し
- 登壇者:本編、事例、まとめ、難問対応
- オペレーター:入室管理、画面切替、録画、トラブル一次対応
- チャット担当:質問の整理、リンク掲出、荒れの抑止、個別誘導
- バックアップ(兼任可):予備PC・予備回線、代替URL配布、緊急連絡網
直前リハのチェックリスト(ウェビナー進行の安定化)
T–30分
- 音量・画角・照明・背景の確認
- 共有ウィンドウ固定、通知オフ
- 投票の起動テスト、QAの匿名設定確認
- 登壇者の切替手順の練習(発言許可・画面権限)
T–10分
- カメラ・マイク最終チェック、バックアップ録画ON
- リンク類(アンケ・資料・CTA)をチャット下書き
- オープニングの一言をMCと共有
よくあるトラブルと即応セリフ(そのまま使える)
- 音が小さい/割れる
司会:音量のご報告ありがとうございます。現在調整しています。数十秒で復旧しますので、このままお待ちください。 - 画面が固まる/共有が切れた
司会:画面共有を切り替えます。資料は後ほど配布しますので、口頭で続けます。 - 荒れたコメントが入る
司会:運営よりご案内です。建設的な議論のため、個別案件はアンケート後の個別連絡で承ります。 - 長文の難問が飛んできた
司会:重要な論点です。前提条件を確認した上で後日文書で回答します。今日の場では方向性だけ共有します。
ウェビナー進行の言い回しテンプレ(場面別)
- 参加促し
いまのポイント、皆さまの現場ではどう感じますか。チャットで一言だけお寄せください。 - デモ導入
ここからは画面を切り替えて、実際の操作を3分でご覧いただきます。 - 時間調整
本日お伝えしたい要点はすべてカバー済みです。QAの時間を確保するため、次の章をダイジェストで進めます。 - CTAの自然な挿入
さらに深く進めたい方向けに、個別相談の枠をご用意しています。無理な提案はいたしませんので、安心してお申し込みください。
スライド運用の指針(台本と一体で設計)
- 文字は最小、図解・比較・チェックリスト中心
- 1スライド1メッセージ(話す内容は台本に集約)
- デモの前に成果物の完成イメージを先に見せる
- 事例は前→後の差分を画像で示す
- まとめは3点に圧縮し、CTAと論理接続
法務・個人情報・アクセシビリティ(抜け漏れ防止)
- 冒頭で録画・配布範囲・視聴期限を明示
- 個人情報の取り扱いとアンケ同意文をフォームに明記
- 字幕・読み上げ設定(可能ならON)、色弱配慮の配色
- 登壇資料の画像・ブランド表示の権利確認
開催後オペレーション(進行表の続きとして)
当日中
- サンクスメール(録画・資料・アンケ・次アクション)
- 参加ログの整理(入退室、完走、QA、投票)
翌営業日
- MA/CRM取り込み、スコアリング
- 高スコア層へ一次接触、その他はナーチャリング
1週間以内
- オンデマンド公開、ハイライト要約、次回告知
FAQ(ウェビナー 台本/進行のよくある疑問)
Q. 何分構成が最適?
A. 初回は45〜60分。導入3分・本編20分・事例8分・まとめ2分・QA10分が目安。
Q. 人員は最少何名?
A. 3名(司会・登壇・オペ)。可能ならチャット担当を追加して4名。
Q. 投票は何回?
A. 最低1回、理想2回。前半の口火と、中盤の意思決定支援に。
Q. ハイブリッド運用のコツは?
A. 会場マイクの拾い、オンラインQAの読み上げ統合、会場→オンラインの質問優先度を事前に決めておく。
まとめ(すぐ実装するポイント)
- 台本は定型文+可変パートで作る
- 進行表は時間割と役割を明記し、全員で共有
- 投票とチャットで早めに参加の口火を切る
- まとめは3点、CTAは学びの延長として自然に
- 事後オペは当日中メール→翌営業日スコアリングが鉄則


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