ウェビナー台本と進行表サンプル:司会・登壇者の役割分担【2025年版】

マーケ力アップ

要約(まずここだけ)

ウェビナーは「台本 × 進行表 × 役割分担」の三点セットで事故が減ります。本記事はそのまま使える台本テンプレ時間割つき進行表トラブル即応セリフまでを網羅。キーワードは「ウェビナー 台本」「ウェビナー 進行」を自然に含め、WordPressへコピペで使えます。


ウェビナー台本の基本構造(共通フレーム)

  1. 開会アナウンス(録画・チャット・QAのルール)
  2. 文脈提示(なぜ今このテーマか)
  3. アジェンダとゴール提示(参加者の学びを明確化)
  4. 本編(三部構成:課題→解決→事例)
  5. 途中インタラクション(投票・チャット促し)
  6. まとめと次アクション(CTA)
  7. QA(司会が交通整理)
  8. クロージング(アンケート・アーカイブ案内・次回予告)

司会(MC)台本テンプレ(コピペ用)

オープニング(約60秒)

本日は「◯◯」にご参加ありがとうございます。司会の◯◯です。開始にあたりご案内です。
録画は後日共有します。チャットは全員宛で開放、匿名質問はQA欄から受け付けます。
本日のゴールは「□□を理解し、明日から実践できる状態」になること。では登壇者の◯◯さん、よろしくお願いします。

登壇者紹介(約30秒)

登壇の◯◯さんは、△△領域の実務経験をお持ちで、直近では××のプロジェクトを牽引されています。

インタラクション導入(投票の口火)

ここで簡単な投票です。皆さまの現在地を把握して、後半の解像度を合わせます。画面中央の選択肢からお答えください。

まとめ〜CTAの橋渡し

要点は三つでした。
一つ目、◯◯。二つ目、△△。三つ目、××。
より深く知りたい方は、終了後のデモ申込・資料請求をご活用ください。リンクはチャットでお送りします。

QA運営(冒頭アナウンス用)

ここから質疑に入ります。質問は匿名可です。類似質問はまとめて取り上げます。お名前は読み上げませんのでご安心ください。

クロージング(約60秒)

本日の資料と録画は後日メールで共有します。アンケートにご回答いただくと、ハイライト要約もお届けします。次回は◯月◯日、テーマは「□□」。本日はご参加ありがとうございました。


登壇者(スピーカー)台本テンプレ(コピペ用)

導入(約3分)

本日のテーマは「◯◯の実践」。背景にある課題を三点に絞ります。
1つ目、現場でよく詰まるポイント。2つ目、既存手法の限界。3つ目、効果検証の難しさ。
本日は手順再現ポイントに焦点を当てます。持ち帰り価値はチェックリストと事例の比較表です。

本編(約20分:3ステップ)

ステップ1 現状把握:指標、データの取り方、よくある勘違い
ステップ2 設計:役割分担、ツール、合意形成のコツ
ステップ3 運用:失敗例→対策→チェック項目(各ステップで提示)

事例提示(約8分)

A社:前→後の変化、施策の肝、再現の要点
B社:別アプローチの比較、向き不向きの線引き

まとめ+次アクション(約2分)

明日からやることは三つ。
1)◯◯を計測に入れる、2)△△の役割定義、3)××の初回テスト。
個別相談やデモはアンケート最後の選択肢からお知らせください。

難問に対する切り返し例

根拠データの出典が必要な場合は、後日文書で回答します。今日の場では前提条件をそろえた上で、方向性をお伝えします。


進行表サンプル(時間割・ウェビナー進行)

45分版(初回開催向け)

  • 00:00–00:01 開会アナウンス(MC)
  • 00:01–00:04 導入(登壇)
  • 00:04–00:20 本編(投票1回、チャット促し)
  • 00:20–00:28 事例解説
  • 00:28–00:30 まとめ・CTA(登壇)
  • 00:30–00:43 QA(MCが交通整理)
  • 00:43–00:45 クロージング(MC)

60分版(標準)

  • 00:00–00:02 開会・ルール案内(MC)
  • 00:02–00:06 導入(登壇)
  • 00:06–00:28 本編(投票1回・デモ可)
  • 00:28–00:36 事例(2例)
  • 00:36–00:38 まとめ・CTA(登壇)
  • 00:38–00:58 QA(事前・ライブ混在)
  • 00:58–01:00 クロージング(MC)

90分版(深掘り・ハイブリッド想定)

  • 00:00–00:03 開会・会場アナウンス(MC)
  • 00:03–00:10 導入(登壇)+投票
  • 00:10–00:40 本編(章立て3本)
  • 00:40–00:55 事例×デモ(質疑インライン)
  • 00:55–01:05 まとめ・CTA(登壇)
  • 01:05–01:25 QA(会場マイク+オンラインQAの統合)
  • 01:25–01:30 クロージング(MC)

役割分担(最小3名、理想4〜5名)

  • 司会(MC):時間管理、ルール案内、投票・QAの進行、CTAの言い回し
  • 登壇者:本編、事例、まとめ、難問対応
  • オペレーター:入室管理、画面切替、録画、トラブル一次対応
  • チャット担当:質問の整理、リンク掲出、荒れの抑止、個別誘導
  • バックアップ(兼任可):予備PC・予備回線、代替URL配布、緊急連絡網

直前リハのチェックリスト(ウェビナー進行の安定化)

T–30分

  • 音量・画角・照明・背景の確認
  • 共有ウィンドウ固定、通知オフ
  • 投票の起動テスト、QAの匿名設定確認
  • 登壇者の切替手順の練習(発言許可・画面権限)

T–10分

  • カメラ・マイク最終チェック、バックアップ録画ON
  • リンク類(アンケ・資料・CTA)をチャット下書き
  • オープニングの一言をMCと共有

よくあるトラブルと即応セリフ(そのまま使える)

  • 音が小さい/割れる
    司会:音量のご報告ありがとうございます。現在調整しています。数十秒で復旧しますので、このままお待ちください。
  • 画面が固まる/共有が切れた
    司会:画面共有を切り替えます。資料は後ほど配布しますので、口頭で続けます。
  • 荒れたコメントが入る
    司会:運営よりご案内です。建設的な議論のため、個別案件はアンケート後の個別連絡で承ります。
  • 長文の難問が飛んできた
    司会:重要な論点です。前提条件を確認した上で後日文書で回答します。今日の場では方向性だけ共有します。

ウェビナー進行の言い回しテンプレ(場面別)

  • 参加促し
    いまのポイント、皆さまの現場ではどう感じますか。チャットで一言だけお寄せください。
  • デモ導入
    ここからは画面を切り替えて、実際の操作を3分でご覧いただきます。
  • 時間調整
    本日お伝えしたい要点はすべてカバー済みです。QAの時間を確保するため、次の章をダイジェストで進めます。
  • CTAの自然な挿入
    さらに深く進めたい方向けに、個別相談の枠をご用意しています。無理な提案はいたしませんので、安心してお申し込みください。

スライド運用の指針(台本と一体で設計)

  • 文字は最小、図解・比較・チェックリスト中心
  • 1スライド1メッセージ(話す内容は台本に集約)
  • デモの前に成果物の完成イメージを先に見せる
  • 事例は前→後の差分を画像で示す
  • まとめは3点に圧縮し、CTAと論理接続

法務・個人情報・アクセシビリティ(抜け漏れ防止)

  • 冒頭で録画・配布範囲・視聴期限を明示
  • 個人情報の取り扱いとアンケ同意文をフォームに明記
  • 字幕・読み上げ設定(可能ならON)、色弱配慮の配色
  • 登壇資料の画像・ブランド表示の権利確認

開催後オペレーション(進行表の続きとして)

当日中

  • サンクスメール(録画・資料・アンケ・次アクション)
  • 参加ログの整理(入退室、完走、QA、投票)

翌営業日

  • MA/CRM取り込み、スコアリング
  • 高スコア層へ一次接触、その他はナーチャリング

1週間以内

  • オンデマンド公開、ハイライト要約、次回告知

FAQ(ウェビナー 台本/進行のよくある疑問)

Q. 何分構成が最適?
A. 初回は45〜60分。導入3分・本編20分・事例8分・まとめ2分・QA10分が目安。

Q. 人員は最少何名?
A. 3名(司会・登壇・オペ)。可能ならチャット担当を追加して4名。

Q. 投票は何回?
A. 最低1回、理想2回。前半の口火と、中盤の意思決定支援に。

Q. ハイブリッド運用のコツは?
A. 会場マイクの拾い、オンラインQAの読み上げ統合、会場→オンラインの質問優先度を事前に決めておく。


まとめ(すぐ実装するポイント)

  • 台本は定型文+可変パートで作る
  • 進行表は時間割と役割を明記し、全員で共有
  • 投票とチャットで早めに参加の口火を切る
  • まとめは3点、CTAは学びの延長として自然に
  • 事後オペは当日中メール→翌営業日スコアリングが鉄則

コメント

タイトルとURLをコピーしました